

(後編)のん 最初は「失敗しても楽しむぞ」という気持ちが大事!
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#人と暮らし
公開中の映画『Ribbon』を手がけたのんさん。インタビュー前編では近況から脚本・監督・主演作『Ribbon』の制作秘話を中心にお話をうかがい、「体調がいいと気力が湧く」「笑いやユーモアはすごく大事」といった考え方にふれることができました。インタビュー後編では、のんさんにとっての転機や、思い描いている未来について語っていただきます。明るく前向きに、いろいろなことにチャレンジし続けているのんさんのパワーの源とは?
(前編)のん 演じること、映画を監督することの楽しさと、ものづくりのモチベーション。
目から鱗が落ちた言葉。
──のんさんはこれまでさまざまな作品に出演されてきましたが、ご自身で転機と考えていらっしゃる参加作品は?
『この世界の片隅に』です。のんになってから最初に参加した映画で、すごく思い入れがあります。
──のんさんが主人公すずを演じた長編アニメーションですね。
はい。片渕須直監督が本当に作品を愛していて、こんなに映画をつくるのが好きな人がいるんだというくらい、愛情を感じました。ほんとに365日、映画館に行ってお話をされているんじゃないかっていうくらい膨大な数の舞台挨拶をされていたんです。もちろん作品だけでなく、作品を観てくれる人に対しての愛情もものすごくあって、舞台挨拶がない日もお客さんの反応を確認しに映画館に行っていて、執念にも近い映画愛を感じました。そういうものづくりの姿勢にはめちゃくちゃ影響を受けて、私も舞台挨拶にはかなり行かせてもらうようになりました。

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