超絶ネガティブからの脱却。周囲に元気を与える菊地亜美さんに学ぶ「ポジティブメソッド」
「わあ、やったー!」
マネージャーさんから仕事に関するうれしい報告を聞き、取材陣の前でピョンピョンと小さく飛び跳ねながら喜ぶタレントの菊地亜美さん。バラエティ番組で明るく元気に立ち回る姿そのものです。
最近は、YouTubeやInstagramで日々の生活を飾らずポジティブに発信し、幅広い層から支持を得ている菊地さんに、前向きになれる秘訣や日常を楽しむコツを聞きました。
ネガティブ思考から一転、1日で気持ちを切り替えられるように。
――バラエティ番組で、芸人さんやMCの方が投げるどんな球も明るく打ち返している姿が印象的です。
バラエティ番組は台本があってもそのとおりに進むことがほぼないので、突然来た球をいつでも打ち返せるように「人の話をよく聞くこと」を大切にしています。出演するからには、ひと言も発することなくただそこにいるより、失敗してもいいから発言するほうを優先しているんです。
――共演者の話に耳を傾けながら全力でやりきることが、バラエティ番組で活躍し続ける秘訣なのですね。菊地さんは、子どものころからずっとポジティブだったのでしょうか?
子どものころから元気で明るいぶん、ポジティブに見られがちですが、実はとっても「気にしい」なんです。根が真面目で心配性なので、アイドルグループに所属していた10代のころは、すぐに「私なんか……」と落ち込んでしまうようなネガティブ思考でした。
――菊地さんから感じるポジティブさは、後天的に身につけたものなのですね。
時間は戻せないから、いつまでもクヨクヨしていても仕方ないと思うようになったんです。それに、たとえ失敗しても、しっかりやり切っていたら「よし、次!」と思えますし。今は基本的に「1日単位」で気持ちをリセットするようにしています。落ち込むときはしっかり落ち込むけど、翌日には「まぁ、いっか!」とポジティブに切り替えるよう努力しています。
――ネガティブ思考から気持ちを切り替えられるようになったきっかけが気になります。