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植野有砂さんが入院を経験してあらためて実感!「自分の体は自分しか守れない」

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#健康
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※ 記事中で言及している保険に関して、当社では取り扱いのない商品もあります。
※ 文章表現の都合上、生命保険を「保険」、生命保険料を「保険料」と記載している部分があります。

ヘルシーで明るいキャラクターが男女問わず人気の植野有砂さん。大学在学中からのモデル活動をはじめ、ミュージシャンやDJとしても活躍するなかで、持病をきっかけに入院を体験したのは29歳のとき。忙しい日々でも、睡眠時間の確保や人間ドックを毎年受けるなど体調管理には人一倍気をつかっていた植野さんが、入院した際に再認識したのは自分の体は自分で守らなければいけないということ。そんな植野さんが入院に至った経緯や、その後の健康への思いを紹介します。

目次

痔の症状が悪化してお尻から大量出血! 人生初の入院を経験することに。

植野有砂さん屋外のインタビューカット

──2019年の入院・手術は痔の症状がきっかけだったそうですね。

4〜5年くらい前から、たまに切れ痔になることがあったんですが、自然に治っていたんです。ところが、そのときは2か月くらい治らず、トイレではお通じの前にボタボタボターっと大量の鮮血が出たりして、ここまで出血するのはマズいなと思い、自宅から近くて口コミの評判もよかった病院に駆け込みました。先生には、「頻繁に出血したり、症状が長引いていたりするのは心配だね」と大腸の内視鏡検査を勧められ、人生初の入院をすることになったんです。

──入院期間はどれくらいだったんですか?

1泊2日です。もしも内視鏡検査時に大腸ポリープが見つかった場合、小さければそのまま切除する、という検査と手術を兼ねた入院でした。入院期間は短かったですが、2日前から食事制限を行って下剤も飲んで、前日21時から絶食と、前準備がいろいろあって。さらに、検査当日は、病院の予定が押して検査のスタート時間が遅れたり、検査前に喘息症状が出たりしたので、なかなかハードな入院でした。そのうえ、同じ症状で半年以内に数回、短期入院しなくちゃいけなくなって、そのたびにあまり状態がよくない大腸ポリープが見つかったので、ちょっと気持ちが落ち込みました。

植野有砂さん入院コメント色紙を掲げたカット

──大腸ポリープがあると聞いたときは、どんな気持ちでしたか?

もちろんびっくりしましたけど、「早く発見できてよかった!」という思いのほうが強かったです。あるとわかっていれば、今後、体調が悪くなったり、体に違和感があったりしたときにはすぐに病院に行こう、と精神的な備えができますし、当時も今も「悪性化する前に発見して治療できたから、むしろよかった!」と思っています。ただ、治療がなかなか終わらなかったので、もしかして大病が隠れているんじゃないかと心配になりました。

短期入院を何度も繰り返し、セカンドオピニオンを決意。

植野有砂さんセカンドオピニオン色紙を掲げたカット

──短期といっても、何度も入院を繰り返すと心も体も疲弊しますよね……。

そうなんです。それで、セカンドオピニオンを受けてみたところ、「大腸のポリープはあるけど、大きさや状態をみると全然大したことはないから、植野さんの年齢なら次の検査は2〜3年後でいいですよ」と言われて、やっと安心できたというか。そのころには、切れ痔の症状もかなりよくなっていましたし、セカンドオピニオンでは大腸も問題なしと言われたこともあって、そこで治療を終了しました。

──別の病院を探したり受診したりするのは、負担が大きかったのでは?

時間も労力も費用もかかりましたが、私はセカンドオピニオンを利用して本当によかったと思ったので、1人の医師の診断だけだと不安だなと思ったら受けてみることをおすすめします。主治医と同じ診断が出たら悩まずに済みますし、違う診断のときは、自分の考え方や生活スタイルと照らし合わせて治療法を選ぶということもできますしね。違う人の意見を聞いてみると、新たに見えてくることもあるので、もしも「この治療法しかないのかなあ」などと悩むことがあったら、セカンドオピニオンを利用する意味は十分あると思いますよ。

保険や人間ドックは必要投資。備えることで、何より大事な「安心」をゲット!

植野有砂さん室内バストアップカット

──ちなみに、短期入院をする前に、何か保険に加入されていましたか?

月々2,000〜3,000円くらいの掛け捨て型の医療保険と、貯蓄型の女性医療保険の2つに加入していました。どちらも20代前半とか半ばくらいに入ったと思います。掛け捨て型の保険では、数回の入院・腹腔鏡手術のたびに給付金が受け取れたので、かなり助かりました。

──すぐに受け取れましたか?

はい。1泊2日の短期入院といっても、そのつど十数万円の負担が生じ、思った以上の出費でした。なのでもちろん、1回の入院につき10万円の手術給付金が受け取れたのは本当にありがたかったです。やっぱり、あるのとないのとでは大きく違いますよね。保険の話は、ふだんから同世代の友人ともよくしています。たとえば、「死亡保障が付いた貯蓄型保険は、貯金代わりにもできそうだよね」とか「掛け捨て型なら、ほぼ同じ保障内容で、もっと保険料がおさえられるものがあるみたい」とか。だから、私のまわりはみんな、何らかの保険に加入していると思いますよ。

──植野さんをはじめ、まわりのみなさんも備えへの意識が高い!

そもそも私は、すっごく心配性なんです。進路を決めるときも、メインで決めた道で失敗しても生活に困らないように、サブの選択肢を準備していました。何においても、必ずクッションがないとダメなタイプ。健康に関しても、医療保険や人間ドックの費用で済むのなら、自分に必要な投資としてきちんと捻出して、備えておきたいんです。それで、くよくよ悩んだり無駄に不安になったりすることなく安心できるなら、安心を買います(笑)。

25歳から7年連続で、自腹で人間ドックを受診。自分の体を知って、健康に備えよう。

植野有砂さん室内インタビューカット

──心配性なのは昔からだったんですか?

昔からですが、健康についてきちんと備えをし始めたのは20代半ばくらいかな。実は、20歳を過ぎた頃は、人生史上いちばん体が弱かったんです。当時は、日中は大学やモデル業、夜はDJと、文字どおり朝から夜中まで活動していて本当に忙しい生活を送ってて。睡眠時間がかなり少なかったこともあってか、無理がそのまま体に現れていました。たとえば、雨に濡れたり寒いと感じたりした翌日は決まって風邪を引く、ワクチンを接種しないと必ずと言っていいほどインフルエンザに罹る、ジベル薔薇色粃糠疹(じべるばらいろひこうしん)という原因不明の皮膚疾患が出る……など、いろいろありました(苦笑)。

──ジ、ジベルバラ?

聞いたことないですよね。湿疹のような赤い斑点が、突然全身にできるという病気で、私もそのとき初めて知りまた。痛みやかゆみはほぼなかったんですが、発症する原因はいまだわかっていないらしく、治療方法も自然治癒を待つしかないんです。そのころはお腹を出すファッションが好きだったので、赤い斑点が見えるのが嫌で……。とはいえ、好きな服を着たい気持ちのほうが上回って、お腹は見せてましたけどね(笑)。年齢を重ねるにつれて、自分の体に責任を持たないとダメだなと思い、25歳から人間ドックに行きはじめたんです。

──何か気になる症状があったわけではなく、自発的に行かれたんですか?

はい。25歳の誕生日を迎える1か月くらい前に、所属事務所から「誕生日のプレゼントは何がいい?」と聞かれたので、「人間ドックの費用」と答えたんです。そしたらOKが出たので、やった! と。翌年からは、自腹で毎年受けています。20代のころはオールA判定だったんですが、30代になってから婦人科系のオプションの検査も受けるようにしたからか、急にDやE判定が出るようになって。2021年には子宮筋腫、2022年には卵巣嚢腫とチョコレート嚢胞が見つかり、チョコレート嚢胞のみ治療中です。妊活したいと思っていたので、どれも早めにわかってよかったと思っています。

──25歳からとすると、今年で7年連続で人間ドックを受けているということですね。

これだけ自分の体についてのデータが蓄積されると、疲れたり無理したりしたときに、体のどこに不調が出やすいかがなんとなくわかるんですよね。だから、不必要に慌てずに済みますし、忙しいときでも「そろそろ休まなくちゃな」というサインにもなって、毎日の安心感につながっています。

「できるだけよく寝る」「不調を感じたら即病院」で、日ごろの健康をキープ!

植野有砂さん屋外インタビュー膝上カット

──健康でいるために、日ごろ心がけていることはありますか?

睡眠ですね。できるだけ、1日8時間は睡眠に充てられるように、スケジュール管理を心がけています。食事はさほど気を使っていなくて、お財布と心に負担がない程度に、食品添加物が少ないものを選ぶというくらいですね。あとは、少しでも不調を感じたら、必ず通院するようにしています。市販薬で様子をみることなく、すぐ病院へ直行です(笑)。処方薬は市販薬より割安ですし、より自分の症状にあわせて処方されるので、治りが早い場合も多いですよね。なので、受診する手間や時間を惜しまず、通院するようにしています。

植野有砂さん室内自分の体色紙掲げたカット

──健康管理の意識も能力も高すぎます!

だって、自分の体は自分しか守れないから! 自分が見捨ててしまったら誰も守ってはくれませんよね……。だから、私自身が意識するしかない。そして、若いときほど、自分の体や健康を意識したほうがいいと思うんです。もしも何かの病気に罹っていたら、若いほど進行が早いことも考えられます。「まさか私が……」は、年齢に関係なく、誰にでも起きること。検診を受けたり保険に入ったりするのは全然難しいことじゃないので、健康な人でも、自分の体を知ること、もしもに備えておくことくらいは、ふだんから意識しておくといいと思います。

取材・文/知井恵理 写真/岩本慶三 


植野有砂
うえの・ありさ●1989年生まれ。レディースアパレルブランド〈FIG&VIPER〉クリエイティブディレクター、DJ。大学在学中からモデルとして活躍。その経験を生かして、2011年より〈FIG&VIPER〉のクリエイティブディレクターとして活動をスタート。DJ、ミュージシャンとしても国内外の大型フェスやクラブで活動し、海外の著名アーティストとの共演も果たす。2017年、Sofi Tukkerの「Best Friend feat. NERVO ,The Knocks &ALISA UENO」に参加し、全米ビルボードチャートに名を残す。SNSは英語でも発信。2022年6月時点でインスタグラムのフォロワー数は47万人超と、世界中から熱い支持を受ける。@alisaueno


※この記事は、ミラシル編集部が取材をもとに、制作したものです。
※記事内容の利用・実施に関しては、ご自身の責任のもとご判断ください。

(登)C22N0117(2022.7.14)
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