30代から貯金じゃ将来生活できない!? 来る人生100年時代の老後サバイブ戦略。 30代から貯金じゃ将来生活できない!? 来る人生100年時代の老後サバイブ戦略。

30代から貯金じゃ将来生活できない!? 来る人生100年時代の老後サバイブ戦略。

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がむしゃらに働いて遊んで、気づいたらぬるっと30代に突入していた未来(ミク)。老後のことなんて全然考えていなかったけど、このまま1人でも生きていけるのかふと不安になって……。

ーー迫り来る人生100年時代に向けて、公的年金だけでも生きていけるのか、老後を見すえて今から備えるなら何をしたらいいのか。老後を生き抜くためのヒントを漫画でお届けします。

※この漫画はフィクションです。

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咲ちゃんのポイント解説①「公的年金は将来減る可能性アリ!?」

結論、年金が減る可能性はあると思います!

厚生労働省の「給付水準の将来見通し」によると、今後、出生率の低下やそれに伴う人口減少が加速すると、年金の給付水準が低下する可能性があるといわれています。日本の年金のしくみは、現役世代が高齢者の年金を負担する「賦課方式」を採用しているので、今の日本は高齢者1人を現役世代1.7人で支えている状況なのだとか。

内閣府の「令和4年版高齢社会白書(全体版)」によれば、このままいくと現役世代の人口はますます減少し、2065年には高齢者1人を現役世代1.3人で支えなければならない状況に……。そうなると、年金の給付水準も下がるので、公的年金だけでは不安に思う可能性もありそうですね。

もちろん、出生率はあくまでも予測。将来どうなるかは誰にもわかりません。とはいえ、現状から見ると公的年金だけではゆとりある老後生活を送るのは難しそうなので、私的年金や資産運用などで先を見すえた備えをしておくといいでしょう。

※1 参考:内閣府「令和4年版高齢社会白書(全体版)」の「ウ  現役世代1.3人で1人の65歳以上の者を支える社会の到来」より

※2 参考:日本年金機構 「令和4年4月分からの年金額等について」

老後サバイブ戦略漫画 7枚目

咲ちゃんのポイント解説②「まずは用意すべき老後資金を算出しよう」

日本年金機構の“ねんきんネット”の「年金見込額試算」を活用すれば、もらえる年金見込額を知ることができます。

公的年金に加えて、あといくらあればゆとりある老後生活を送れるのか気になるところ。年金見込額試算でシミュレーションした年金額から老後の毎月の想定生活費を引いてマイナスになった額が不足分になります。

人生100年として、定年が65歳だとしたらリタイア後約35年(420か月)分の不足分は最低でも用意しておくと安心です。さらに不足分に加えて「住宅リフォーム代」「介護・医療費」など、予測できない出費をカバーする予備費を足した金額が、老後の備えの目安になるでしょう。

ゆとりある老後生活を送ることを考えると、やはり公的年金にプラスして、iDeCoやつみたてNISA、積立年金などの私的年金や個人年金保険を活用して、今から資産形成に向けて取り組んでおくとよさそうです。

老後サバイブ戦略漫画 8枚目

咲ちゃんのポイント解説③「個人年金保険も老後資金の候補に入れてみよう」

「個人年金保険」は契約時に払込期間や金額を決めるので、老後資金として準備する金額を確定できます。

個人年金保険はiDeCoやつみたてNISAに比べると、運用先の選定の手間がかからず、毎月同じ金額を払い込むというシンプルなしくみ。保険料は口座振替だから払い忘れもなし。株式や債券などは元本割れや価格の下落など価値変動リスクがありますが、個人年金保険は価格変動を気にする必要がないのもメリットです。

「個人年金保険料税制適格特約」が付帯されている商品であれば、個人年金保険料控除の対象にもなります。リスクを極力とりたくない人や貯蓄が苦手な人などに向いているので、未来ちゃんには個人年金保険がピッタリかも?

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編集/藤田佳奈美 漫画/藤沢チヒロ

※ この記事は、ミラシル編集部が監修者への取材をもとに、制作したものです。
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※ 税務の取り扱いについては、2023年1月時点の法令等にもとづいたものであり、将来的に変更されることもあります。変更された場合には、変更後の取り扱いが適用されますのでご注意ください。詳細については、税理士や所轄の税務署等にご確認ください。

(登)C22N0255(2023.1.27)
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#お金 #資産形成 #年金 #保険
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