欠点レス肌の土台は、無理しない習慣づくり。椎名美月インタビュー。
白く透き通る「欠点レス肌」の持ち主で、ビューティーモデルとして活躍する椎名美月さん。料理をするのも食べるのも大好きで、SNSにアップした「#ミツキご飯」が評判を呼び、2023年4月、初のレシピ本『フライパン1つでできる美月のモデル飯』の発刊につながりました。今回は、椎名さんの美肌や健やかさを支える食のこだわり、そして、無理なく心身をいたわるヒントをお話しいただきます。
マイルール1 栄養たっぷりのおいしいご飯で自分をいたわる。
──椎名さんが、料理や食に関心を持つようになったきっかけを教えてください。
家族みんなが食べることも、つくることも大好きという環境で育ったのは大きいです。季節ごとに保存食をつくったり、クリスマスに母と丸鶏を焼いたり、料理も食事も楽しんでいた思い出があります。今でも、祖母が育てる野菜が送られてくるなど、旬の食材に恵まれています。
高校生の頃、割烹料理店でアルバイトをしたこともあって。料理の盛り付け方、素材を活かした調理法は勉強になりましたね。
──椎名さんが感じる、料理や食の魅力をお話しいただけますか?
おいしくて栄養たっぷりのご飯が、健やかな毎日に直結する実感に惹かれている気がします。食べるって毎日のことで、一生続く。自分にとって“食”は生きる上での軸。その軸を自分の体調や気持ちに合わせた料理で整えることで、毎日がうるおっていく感覚があります。
──健やかな暮らしに憧れながら、自炊の余裕がない方も多いと思いますが、どんな声をかけたいですか?
まず「無理はしないで」と伝えたいです。今回、レシピ本のタイトルに「フライパン1つでできる」という言葉を添えたのは、毎日忙しい方の「自炊のハードル」を下げたいという想いからなんです。
心に余裕がないと、料理は楽しめません。疲れているときは、外食でちょっとからだによさそうなご飯を選ぶくらいでいいと思っています。
平日はストイックに運動してからだにいいご飯を食べると決めていますが、週末の金曜日から日曜日は「好きなものを何でも食べていい日」にしています。友人を招いて「おもてなしご飯」をたっぷり食べることもありますし、そういえば……友人とドーナツの食べ放題に行って思う存分食べたりもしました。
──週3日は何でもOKで、4日はからだにいい食事や運動をするという椎名さんのマイルールなら、真似できる気がします!
自分を許す日がないと、からだにいい習慣も続かないですからね(笑)。
──では、椎名さんが、お肌の調子を整えるために心がけている食習慣はありますか?