津島さん!認知症で口座が凍結って本当?!

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お世話になっております。 第一生命の津島です 

本日は お役立ちメッセージ 

「津島さん!認知症発覚で口座凍結って本当?!」 

についてお話ししていきます。

 既に、名義人死亡による口座の凍結をご存知の方もいらっしゃるのではないかと思いますが

実は!「名義人の認知症」でも口座の凍結があります 

 

 

  【結論】 

  • 銀行は判断能力に疑いのある顧客を守るために口座凍結をする

  • 認知症になったからといってすぐには口座凍結にならない 

  • ひとたび銀行口座が凍結されると家族でも預金を引き出せない 

  • 銀行口座の凍結解除を防ぐためには後見人が必須 

  • 銀行口座が凍結前に家族信託で事前に対策をしておくのがベスト 

  • まずは信頼できる専門家へ相談することをおすすめします 

     

 口座の名義人本人の認知症による口座凍結を解除するには 「成年後見制度」の利用が必須です。 

成年後見制度を利用すると、後見人が就任し、本人の判断能力がすでに低下・喪失している場合でも

預金口座 などの財産を動かせるようになります。 

成年後見制度とは、認知症や精神疾患、知的障がいなどで判断能力が不十分となった人の生活を支え

不利益な契約や詐欺被害などから守るための制度です。

ただし利用に際しては、以下のようなデメリットもあるため、しっかりと把握しておく必要があります。 

 

  • 原則途中でやめることはできない 
  • 利用開始までに数か月を要する 
  • 被後見人の財産は裁判所の管理下に入る
  • 専門家(弁護士、司法書士)が後見人に選任された場合は報酬を支払う必要がある 

 

一方で、後見制度のデメリットや、金銭的・精神的負担などをクリアできる口座凍結対策として

「家族信託」が 近年注目を集めています。 

各種制度については判断が難しい部分もありますし、ご家族にとって最適な備え方や対策法も異なります。

 万が一の時に備えて「早めに」信頼できる専門家に相談してみるのがおすすめです!