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(前編)Dリーガー・Taichi 仲間との強い絆で掴んだプロダンスリーグ D.LEAGUE “優勝”

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“世界中すべての人に、「ダンスがある人生」をもたらす”をミッションに、活動を通してダンスの裾野を広げる日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」。約半年間、12ラウンドに渡って、ステージ上で熱いショーケースを披露し競い合います。今回インタビューをしたのは、第一生命がタイトルスポンサーを務め、シーズンを重ねるごとに盛り上がりが増しているD.LEAGUEで活躍するDリーガーのTaichiさん。

 

D.LEAGUEに参戦しているダンスチーム「KOSÉ 8ROCKS」や九州で活動を行うブレイクダンスチーム「九州男児新鮮組」のメンバーとして活躍。世界各国のショーに出演し、多くの大会で優勝を経験するなど、身体能力の高さで今後の活躍も期待される存在であるTaichiさん。次々と繰り広げられるアクロバティックな技は、観客の視線を惹きつけます。

 

2021年には頸椎椎間板ヘルニアを発症。大手術とリハビリを乗り越え、D.LEAGUE 21-22シーズン途中に完全復帰し、チームとして優勝を果たしました。インタビュー前編では、TaichiさんがD.LEAGUEに参戦されたきっかけ、チームやメンバーについて、D.LEAGUEで優勝するまでのことを語っていただきました。

兄・ISSEIの背中を追いかけてプロダンサーの道へ

普段の練習スタジオで語るTaichiさん

―お若いながらも多くの大会で実績を残しているTaichiさん。日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」に参戦したきっかけを教えてください。


地元の福岡からダンスをするために上京してきたタイミングで、僕の兄であるISSEIが、「一緒にダンスをやろう」と声を掛けてくれたのがきっかけです。兄は「KOSÉ 8ROCKS」のチームディレクターを務めており、D.LEAGUEには元々興味があったし、兄と一緒にダンスができるなら楽しそうだなと思い、参戦を決めました。

 

―お兄さんと一緒にダンスをする、というのはお気持ち的にはいかがでしたか?

 

実は、僕がダンスを始めたきっかけが兄なんです。出身地の福岡に「九州男児新鮮組」というチームがあり、そのメンバーとして兄とずっと一緒にダンスをして育ってきたので、一緒に踊ることに違和感は全くないです。むしろ安心感がありましたね。一番好きなダンサーも、もちろん兄です。ダンスバトルに出場する前や踊る前にテンションをあげたいときは、絶対に兄のダンスやバトルの動画を見ています。

Taichiさんと兄・ISSEIさん
Taichiさんと兄・ISSEIさん

―Taichiさんにとって、”ダンスとは?” お聞きしてもよろしいですか?


僕の中で、ダンスは「個性を出せる場所」だと思っています。日常で生活していても、「自分の色」はなかなか出せないじゃないですか。それがダンスでは直に伝えられるのが魅力です。

 

―ダンスを続けるために心がけていることや、普段気を付けていることはありますか?

 

やっぱりダンサーは、ケガでダメになってしまうパターンが多いです。僕も昨年ケガを経験しているからこそ、最初のストレッチや踊った後のアフターケアが最も大切だと思っています。実際に踊るときに心がけていることは、あまり考えすぎないことです。集中はしているのですが、リラックスしています。

強い信頼関係があったから全てを託して取り組めた

―所属されているダンスチーム「KOSÉ 8ROCKS」とは、どんなチームですか? 強みや魅力を教えてください。


「KOSÉ 8ROCKS」は、チームメンバー同士の仲が良くファミリー感があり、一致団結したつながりがあるからこそ滲み出るダンスやアクロバットが特長です。またD.LEAGUEで唯一、ブレイクダンスだけで勝負しているところも強みだと思っています。アクロバティックで、お客さんがワクワクするような刺激的な作品を作ることができるチームです。

D.LEAGUE 21-22シーズン「KOSÉ 8ROCKS」のメンバー
D.LEAGUE 21-22シーズン「KOSÉ 8ROCKS」のメンバー / ©KOSÉ 8ROCKS

―チームのメンバーについては、いかがですか?


D.LEAGUE 21-22シーズンからYOUTEEというメンバーが加入して、さらにパワーアップして魅せられるチームになったと感じています。また、メンバーの半分以上が、僕がダンス始めたときから一緒にいる仲間なので、良い関係ですね。

 

―チームメンバーとの関係性が素敵ですね。


メンバーには僕の全てを託しています。ブレイクダンスではルーティン(振付)の中に失敗するとケガにつながるような難易度の高い技もあり、その技を行うときにはメンバーに命を預けているような気持ちで取り組んでいます。僕はそのとき、「もうどうなってもいい!」という気持ちで飛び込んでいるのですが、それはメンバー同士での強い信頼関係があるからこそ一歩踏み出せているのだと思います。一瞬でも「怖い」と思ったら身体が固まってしまうので。普段のコミュニケーションの中から信頼を築いていて、信頼しているメンバーしかいないので、不安は全くないですし、みんなのことが大好きです!

D.LEAGUE 21-22シーズン優勝時の記念撮影
D.LEAGUE 21-22シーズン 優勝時の記念撮影 / ©D.LEAGUE 21-22

―その強い信頼関係があったから、D.LEAGUEでの優勝を成し遂げたんですね。今後のチームとしての目標をお聞かせください。

 

「全員で優勝する」というのが僕が掲げているチームの目標です。D.LEAGUE 21-22シーズンでは、優勝はできたものの、コロナウイルスの影響でメンバーが欠けてしまった状態での優勝となりました。D.LEAGUE 22-23シーズンこそは“全員”で優勝したいと思っています。


―D.LEAGUE 22-23シーズン開幕が楽しみですね。それでは、D.LEAGUEファンへのメッセージをお願いします。 

D.LEAGUEファンへメッセージを送るTaichiさん

D.LEAGUE 22-23シーズンはISSEIが抜けて、ファンのみなさんの中で不安もあると思いますが、新メンバーも加入してチームはポジティブに向かっていると思います。「全員で優勝したい」という目標もあるので、今まで以上に楽しめる作品をたくさん創っていきます!これからもKOSÉ 8ROCKSをぜひチェックしてください。

 

ダンスを始めたきっかけである兄・ISSEIさんのお話や、D.LEAGUEへの想いなどを語ってくれたTaichiさん。D.LEAGUE 22-23シーズンへ向けた熱い気持ちが伝わり、今後のご活躍が更に楽しみになりました。後編では、2021年に経験した頸椎椎間板ヘルニアを乗り越え完全復活を果たした当時の想いや今後の活動について迫っていきます。

 

後編の前に、”ミラシル限定” Taichiさんの迫力あるダンス動画をチェック!

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