【けんすうが解説】解くだけでビジネスコミュニケーション力UPクイズ。

社内で、客先で、オンラインで、対面で。ビジネスにおけるコミュニケーションで悩むことって多いですよね。特に、仕事に慣れてきた一方で、責任あるポジションも任されるようになってくると、上司や後輩への対応など、ますます人との接し方は複雑になってくることも……。

そんな悩みに答えるべく、ビジネスシーンにおけるコミュニケーションについて、多岐にわたり活躍する4名のビジネスの達人に聞く、クイズ企画をご用意しました！　4名の達人それぞれの答えと解説を参考に、あなたにとっての最適解を見つけてみてくださいね。

今回の達人は、アル株式会社の代表取締役であり、大学受験サービス「ミルクカフェ」やレンタル掲示板の「したらばJBBS」など、学生時代から多くのサービスや事業を立ち上げてきた連続起業家の「けんすう」こと古川健介さんです。

目次

• 1問目「会議中の急なふりにどう答える？」上司とのコミュニケーションの悩み。
• 2問目「社内のやり取りが丁寧すぎて手間！」テキストコミュニケーションの悩み。
• 3問目「客先に遅刻した後輩のフォロー、どうする？」客先とのコミュニケーションの悩み。
• 4問目「部下を効果的に褒めるには？」後輩とのコミュニケーションの悩み。

1問目「会議中の急なふりにどう答える？」上司とのコミュニケーションの悩み。

Q.会議の場で突然、上司からの「君ならどうする？」。即答を避けたいがどうすればいい？

A.スピード重視で、まとまっていなくても自分の考えを丁寧に伝える。 
B.「そもそも、このプロジェクトの優先事項は何でしたか？」と逆質問する。

けんすうさんによる、1問目の答えと解説。

【答え】 
B.「そもそも、このプロジェクトの優先事項は何でしたか？」と逆質問する。

こう聞かれる場合の多くは「会議が行き詰って前に進まない場合」か、「その人の意見を本当に聞きたい場合」だと思うのですが、どちらにせよ「そもそもですが、このプロジェクトで一番優先したいことって何でしたっけ？」とか「今一番課題に感じているところってどこですか？」とか「今難しい場面に直面していると思うのですが、誰のどんな手助けがあると前に進みそうですか？」みたいに聞くのがいいと思います。

そうすると、だいたいにおいて、意見が割れたり、えらい人たちのそれぞれの思惑が出てきたり、議論が紛糾したりするので、その場では、自分の意見なんて出さなくてもよくなる可能性が高いです。

そして、何よりも、プロジェクトにおいて一番重要な質問をしておくことで、会議も前に進みやすいです。

2問目「社内のやり取りが丁寧すぎて手間！」テキストコミュニケーションの悩み。

Q.社内に向けてのチャットやメールが丁寧すぎる社内の風潮……。同じ会社の仲間なので、もう少し簡潔にコミュニケーションを取れるようにしたいが、どう伝えるべき？

A.自分が思う改善案をはっきりと社内に提案する。 
B.角が立たないように、自分発信のメッセージをくだけたものにして徐々に周囲に浸透させていく。

けんすうさんによる、2問目の答えと解説。