スザンヌ 中退した母校に30代で再入学。新しいことへのチャレンジに年齢は関係ない!
熊本で生まれ育ち、芸能活動のため高校を中退して上京したスザンヌさん。かつてバラエティ番組では“おバカキャラ”として親しまれましたが、そのイメージとはまったく異なる人生を歩まれています。結婚・出産・離婚を経て、現在はさまざまなメディアで活躍しながら、シングルマザーとして子育てにも奔走。2015年には活動の拠点を熊本に移し、2021年には母校の高校に再入学したことが話題になりました。常に新しいことにチャレンジしているスザンヌさんに、第二の高校生活や日々の子育て、さらにはこれからのことを語っていただきます。
中退した高校に30代で再入学したきっかけは?
──久しぶりの高校生活はいかがですか?
早起きして朝から勉強するようになりました。すごく大変だけど、2回目の青春みたいな感じで楽しいです。知らなかったことを学べるのはもちろん、17歳の子と一緒にバレーボールやバスケットボールをするのも楽しいですよ。骨折とかケガをするのが怖いので、めちゃめちゃ念入りに準備体操してますけどね。
──母校の高校に再入学されたきっかけを聞かせてもらえますか?
コロナ禍を受けて、何か新しいことをしたいなと考えていたときに、地元の制服グランプリの番組にゲストで呼んでいただいたんです。地元の高校生たちが好きな制服に投票して人気の制服を決める企画なんですが、そこで母校の制服がランクインしていて「母校だけど、卒業してないんです」と話したら、その番組を見ていた母校の先生から「今から卒業する気ない?」と連絡をいただきまして。私が十何年も前に取得していた単位を無効にせず、そのままとっておいてくれたことをありがたいと思ったのと、高校を中退して学べていなかったことをあらためて学び直したいなという気持ちがあったので、「がんばります!」とお返事しました。基本的にはオンラインで週に1回の授業を受ければよかったのも決めた要因でした。
──シングルマザーで子育てもあり、芸能活動もお忙しいと思います。不安はありませんでしたか?