リビングで微笑むIMALUさん。 リビングで微笑むIMALUさん。

いつか叶えたい二拠点生活。IMALUに聞く「そのために必要なお金のこと」。

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都会で完結してしまう仕事や生活。そんななか……、ふとした瞬間に「自然に囲まれた田舎で暮らしたいなあ……」と思うことはありませんか? しかし、20代、30代の働き盛り世代にとって、完全移住はあまりにもハードルが高く「老後でいいか……」と、未来の選択肢として温存してしまいがち。

ところが、コロナ禍でリモートワークが浸透したことで、都会と田舎の二拠点生活が実現可能なライフスタイルとして注目されるようになりました。

タレントのIMALUさんも、2022年8月から東京と奄美大島の二拠点生活をスタートさせています。東京に滞在中のIMALUさんに、二拠点生活に必要なマインドとお金事情について伺いました。

コロナ禍だから決断できた、憧れていた海辺での暮らし。

――東京と奄美をどれくらいのペースで行き来しているのでしょう?

レギュラーのお仕事があるので、最低でも月に2回東京に来ています。そのタイミングにあわせて、マネージャーさんが前後にほかの仕事をまとめて入れてくださっているので、だいたい1週間から10日滞在して、奄美に戻るというのが最近のスタイルです。

――2022年8月に二拠点生活をはじめた経緯をお聞かせいただけますか?

海のそばに住みたいなと思ったことがきっかけです。2019年ごろから、電車や車で東京にすぐに出られるエリアで、海辺の物件をゆっくりと探していたんです。そうこうしているうちに日本でコロナが流行してしまい、今後の仕事がどうなるかが全然見えない状況になってしまって。これからのライフスタイルについていろいろ考えているうちに、リモートでの番組出演や打ち合わせが徐々に増えていきました。そこで、「これなら東京近辺という縛りをなくして、もっと遠いところでも二拠点生活ができるかもしれない」と思えたんです。

二拠点生活について語るIMALUさん。

そんななか、前から気になっていた奄美に旅行をしてみたところ、到着してきれいな海を見て、ビビビ! みたいな(笑)。羽田からの直行便が1日1便出ているし、「ここじゃない?」と直感で決めました。

――いざ、奄美をもう1つの拠点とするとなったときに、不安はありましたか?

ありました。1番はやはり、仕事のリスクになるのではないかという不安。「東京から離れます」となったらもう呼んでいただけないんじゃないか、と。はじめて日本の田舎で暮らすことも不安でした。しかも離島ですし、住んでみないとわからないことがたくさんあるだろうなと覚悟していました。

――それでも行動に移せたのはなぜでしょうか?

コロナ禍だったことが大きいです。自分の生き方を見つめ直す時間ができたときに、「東京でただ仕事を待つスタイルを変えたい」と思った。環境を変えて流れを変えたい。二拠点生活への挑戦は、当時の自分にとって必要なことでした。

東京と田舎のいいとこ取りの“ハイブリッド生活”。

――奄美で暮らしはじめて、不安に思っていたことは解消されましたか?

生活も仕事もまったく問題ありませんでした。むしろ、奄美に住んだことによって仕事の幅が広がって、公私ともに人との出会いがあり、新しい扉が開きました。今となっては「なんであんなに不安だったんだろう?」と、不思議なくらいです。

ソファに座って語るIMALUさん。

――二拠点生活をはじめて1番良かったことをお聞かせください。

ストレスが本当に減りました。私はちょっと気になることがあると、それが解決するまでソワソワしてしまう性格なんです。でも、島の人って本当に穏やかで、予定通りにいかないことがあっても「まあいっか」と。同じように、私もかなり穏やかになってきた気がします。

――東京では以前と変わらない過ごし方をしていますか?

そうですね。東京では、仕事もプライベートもかなり予定を入れています。奄美では、書き物系の仕事などをしていますが、基本暇(笑)。オン・オフの切り替えがすごく激しいです。

私は田舎に完全に移住したいわけではなくて、東京と田舎のいいとこ取りの“ハイブリッド生活”が理想。東京は1番長く住んでいた場所なので落ち着くし、でも刺激もあるし、大好きです。「セブン-イレブンのコーヒーが飲める!」「タクシーがすぐ拾える!」と、その便利さにあらためて感動します。そして奄美に帰って、海の美しさにまた感動します。

――二拠点生活に向いている人はどんな人だと思いますか?

性格的には、人付き合いを面倒くさがらない人でしょうか。人が少ない田舎だからこそ、人付き合いが濃いので(笑)。私が田舎暮らしを楽しめるのは、根本的に人が好きで、新しい人と出会うのが好きだからなのはあると思います。

腕を組んで微笑むIMALUさん。

自分のためになることに、お金を遣いたい。

――お金に対する価値観についてお聞かせください。もともと、お金に関してモットーはお持ちでしたか?

両親が芸能人なので、子どものころからお小遣いをたくさんもらっていたと勘違いされがちですが、そんなことはまったくなくて。金銭感覚はものすごく普通だと思います。今も親からの援助は一切ないですよ(笑)。

ただ、子どものころ、CDやコンサート、映画、レンタルDVDといった、エンターテインメントにかかるお金だけは、母親が「どんどん聴いたり、見たりしたほうがいい」と、出してくれました。「お金は使った分だけ回ってくる」といっていたのも印象的でした。

もちろん貯金も大事ですが、自分自身や仕事への投資になるものにはお金を惜しまないのも、大切な気がします。

――二拠点生活をはじめてから、お金の遣い方に変化はありますか?

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