4児の父・ユージ流!家族と幸せに暮らすための5つのメソッド。
自分が想像していたような「理想の父親」になれていないと悩んでいる、そんな新米パパは多くいらっしゃるのではないでしょうか。
朝のラジオ番組のメインパーソナリティを務めるほか、モデルやタレントとして幅広く活躍中のユージさん。プライベートでは長男(21歳)、長女(10歳)、次女(9歳)、次男(1歳)の4児の父として、育児に奮闘中です(2024年7月現在)。2016年には史上最年少(当時29歳)でベスト・ファーザー賞とイクメン オブ ザ イヤーをダブル受賞するなど、まさに「理想の父親」といえます。
今回は、そんなユージさんが思い描く「理想の家族像」や、家族とハッピーに過ごすためのメソッドを語っていただきました。
目次
- 27歳でパパになり、子ども中心の生活に。
- 子どもたち、パートナーとハッピーに過ごすためには?
- 〈メソッド1〉コミュニケーションを大切にすべし。
- 〈メソッド2〉家事も育児もパートナーのルールに従うべし。
- 〈メソッド3〉夫婦が恋人であったことを忘れない。
- 完璧な父親なんて目指さなくていい!
- 〈メソッド4〉ウンチが手についてもめげずに試行錯誤すべし。
- 〈メソッド5〉ほかの家族と比較しない!
27歳でパパになり、子ども中心の生活に。
──27歳のときにご結婚されて、生活にはどんな変化がありましたか?
パートナーは7歳年上で、当時6歳の長男がいたので、結婚してすぐに子ども中心の生活になりました。でも、友達と飲みに行ったり遊びに行ったりしたいと思うことはなくて。「子どもと一緒にどこに行こうかな?」というワクワク感のほうが勝っていましたね。
──まさに「理想の父親」ですね。
そうなんですかね。僕自身は5歳のときに両親が離婚して、母子家庭で育ったので、「理想の父親」とはどういうものか、正直わからないのですが……。とにかく母は忙しく働いていて、兄弟もいなくて孤独だったので、子どものころから「家族」というものに憧れていたんです。だから自分が憧れた「理想の家族像」をゼロからつくっている感じですね。
──ユージさんにとって「理想の家族」とは?
僕の家族は、6人と犬が2匹いるので、とにかくにぎやかです。子どものころ、家で1人でいることが多かったので、僕にとってはこれだけで十分すぎるくらい「理想の家族」です。
──お子さんは21歳から1歳と年齢にかなりの開きがありますが、それぞれ関係性や接し方は異なりますか?
1番上の子はもう大学生ですが、成績優秀で申し分なく、「友達以上父親未満」のような関係で、叱ったことは一度もありません。訳あって今は部屋を共有しているので、2人で話すことも多いです。
10歳の長女、9歳の次女とは、かるたやお絵描き、紙粘土などでひたすら遊んでいます。2人が遊んでいるところに僕も仲間に入れてもらっている感じですが。
1歳児は抱っことお世話が中心です。まだ夜泣きもありますが、半目の状態で対応できる技術を身につけたのでつらくはありません(笑)。
──お仕事が忙しいなかで、お子さんとの時間はどのようにつくられていますか?
お金を稼ぐことが家庭における僕の役割なので、どうしても仕事が優先になります。ですが、僕の仕事は不規則なぶん、仕事と仕事の合間に、ぽっと空き時間ができたりするんです。そんなときは30分でも帰宅して、短時間でも思い切り子どもと遊ぶようにしています。時間の長さではなく、いかに密に遊ぶかですね。
子どもたち、パートナーとハッピーに過ごすためには?
〈メソッド1〉コミュニケーションを大切にすべし。
──ここからは、お子さんやパートナーとハッピーに過ごすためのメソッドをお伺いします。まずお子さんと接する際に、大切にしていることはありますか?
とにかくコミュニケーションをとることです。といっても別に難しいことじゃなくて。一緒に遊ぶと自然と会話が生まれますよね。
あとは、言葉だけでなく、身体的な触れ合いもいいコミュニケーションになると思います。小さいうちはひたすら抱っこ、手をつなぐ。大きくなってきたら、握手やハイタッチでもいいですし、年齢に応じたやり方があると思います。
──コミュニケーション第一なのですね。
仕事もあるので子どもと一緒にいられる時間は少ないですが、そのぶんしっかりとコミュニケーションをとることで愛情を伝え、信頼関係を築きたいと思っています。
あと、子どもたちにコミュニケーション上手になってもらいたいという思いもあって。なので、家の外でもいろいろな人と触れ合う経験をしてもらいたくて、子どもたちがやりたいと言ったことは、ブラジリアン柔術、サッカー、水泳、アート、乗馬など、どんどん挑戦させてきました。
──すごい数ですね! でも、定番の習い事である塾には通われていないんですね。何か理由はあるのでしょうか?
はい。塾よりも優先してほしいことがあって。