

【7つの偏愛】声優・駒田航編。「人たらし」を後押ししてくれた作品とは?
ミラシル連載企画「7つの偏愛」。アニメ・ゲーム・映画など、さまざまな分野で活躍する声優の皆さんに、7つのテーマごとに「愛してやまないお気に入り」を紹介いただきます!
【ミラシル連載企画「7つの偏愛」】
・土岐隼一
・駒田航
今回は声優・駒田航編。『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』の入間銃兎役や『アイドルマスター SideM』の古論クリス役など数々の作品に出演し、カメラマンとしても活動している駒田さんに「7つの偏愛」を伺いました。
今熱中しているものから、声優人生における「特大クリアボックス8個分」の宝物まで、「7つの偏愛」を通して、駒田さんの素顔に迫ります。「よく人たらしと言われる」という駒田さんが影響を受けた作品とは──?
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目次
カメラマン・駒田航の原点。初めて撮った写真と、1つの後悔。
──まずは、駒田さんが声優活動と両立して続けられている「カメラ」について。これもひとつの「偏愛アイテム」だと思うのですが、初めて買ったカメラでは、どんな写真を撮ったんですか?
大学時代に一眼レフを初めて買ったんですけど、最初に撮ったのは、実家で飼っていたコーギーでした。それまでコンパクトデジカメやインスタントカメラを使うことはありましたが、入門機といえど一眼レフで撮る写真はやっぱり全然違っていて。1枚の写真として、ものすごく美しかったんです。
ただ、それから1年ほど経ったころ、愛犬が老衰で亡くなってしまって……。そのときにようやく、思い出を残すことの大切さを身をもって感じました。写真を見返すと、亡くなってしまう直前の弱々しい姿ばかりだったんです。「もっと元気なうちに撮ってあげたかったな」とすごく後悔しました。それからは家族の誕生日には必ず、きちんと三脚を立てて家族写真を撮影するようにしています。

駒田航の「7つの偏愛」。
(1)いつも持ち歩いている必需品。
──ほかの偏愛アイテムについても伺っていければと思います。まずは「いつも必ず持っていたいもの」はありますか?
カメラの話から一転して、ものすごく現実的な話になってしまうのですが、「目薬」です(笑)。ドライアイなので、これは絶対に手放せません。僕たち声優の仕事現場は、マイクやスピーカーといった機材がたくさんある関係で、湿度が低めに設定されていることが多いんですよね。乾燥していることが当たり前で、ドライアイには厳しめな環境で……。
(2)最近買ったお気に入りアイテム。
──続いて「最近買ったお気に入りアイテム」について教えてください。
ずばり「テプラ」です! 若い世代の人たちにはあまり馴染みがないですよね。タイピングした文字をテープに印刷できるキングジムさんの製品なんですが、久しぶりに使ってみたくなったんです。
たまたま家電量販店を訪れたときに、タイプライターのようなサイズ感に一目惚れして購入しました。もちろん実用的な面でも、自宅のカメラ用ラックや書類整理なんかにすごく役立っています。
──ほかに気に入っているポイントはありますか?
操作性ですかね。僕自身ガジェットが好きで、今どきのデジタルツールにもお世話になっています。でも、デジタルツールはなんだかんだ覚えることが多くて、かえって面倒になってしまうこともあるんです。テプラは操作性もシンプルでアナログな魅力があって、自分にはよく合っているな、と思います。
デジタルもアナログもどちらにも良さがあるので、使い分けられるといいですよね。
(3)今、熱中しているもの。
──それでは、「今いちばん熱中しているもの」は何でしょう?
再燃になるんですけど、大学生のころにハマっていた「ダーツ」に熱中しています。今日は大学生のころから使っているダーツと、ダーツケースを持ってきました。
──ずいぶん使い込まれていますね。ダーツやものへの愛情がとっても伝わります。
大学卒業後は離れてしまっていたんですが、捨てるに捨てられなかったんですよね。先日仕事で関わったスタッフさんが「ダーツをはじめてみたんですよ~」と言っている場に出くわして、「えっ! 俺もダーツやれるよ!!」とすっごくうれしくなっちゃって。そこからまた、ダーツ熱が再燃中です。
ダーツのいいところは、人それぞれ楽しみ方を自由に選べるところかなと思います。1回数百円ぐらいでパッとやって帰ることもできるし、長居してとことんやり込むこともできるし、昼でも夜でも遊べますしね。あと「今日何してたの?」と聞かれて「ああ、ダーツ行ってたんだ」って、なんかカッコよくないですか?(笑)
──たしかに(笑)。ダーツ以外のスポーツもお好きとのことですが、昔からアクティブだったのでしょうか?
はい、ずっとアクティブですね。今も、事務所の仲間と体育館を借りてバスケなどのスポーツを毎月やったり、「雪に触れたい」っていう動機だけで突発的にはるばる降雪地まで出かけてみたり。
そもそも休むことがあまり好きじゃなくて。できればずっと何かをしたり、誰かと会ったりしていたい。
いい意味でオン・オフの境目がないんですよ。プライベートでの人やものごととの出会いが仕事にいい影響を与えたり、その逆もあったりしたので、僕にとってはどっちも最重要というか。だから、常に何かしていたいんですよね。「疲れない?」と聞かれますが、これが僕にとっての「休み方」なんです。
(4)仕事上の必須アイテム。
──「仕事上の必須アイテム」って何かありますか?
うーん、台本に書き込むための「筆記用具」ですかね……。僕はこだわりが強くて、基本的には同じシリーズのものを使うようにしているんです。ほしいときにないのが嫌なので、すべてのバッグにボールペンと赤ペンを入れているぐらいです。
個人的なおすすめは0.38ミリです。0.5ミリだと字がきれいに書けなくて。細いと、ちょっと「字がきれい」感が出せるんですよね(笑)。
(5)声優仲間からもらってうれしかったプレゼント。
──「声優仲間からもらってうれしかったプレゼント」について聞かせていただけますか?
事務所の先輩・神尾晋一郎さんから誕生日にいただいた「『GENTLE MONSTER』のサングラス」です。「絶対に似合うよ!」と言ってくださったのを、今でもハッキリと覚えています。
そのあと、神尾さんと一緒に参加した映画が公開されるタイミングで、取材をたくさん受けたんですよね。神尾さんもこのサングラスの色違いを持っているので、毎回取材にお揃いのサングラスで臨んでいました。なので、その時期の取材記事はすべてクールな感じになってます(笑)。
「人たらし」な駒田さんを後押しした作品が明らかに!
「声優人生における宝物」も教えていただきました。
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