

【7つの偏愛】声優・土岐隼一編。声優仲間と夢中の「本気の遊び」を語る!
ミラシル連載企画「7つの偏愛」。アニメ・ゲーム・映画など、さまざまな分野で活躍する声優の皆さんに、7つのテーマごとに「愛してやまないお気に入り」を紹介いただきます!
今回は声優・土岐隼一編。『東京リベンジャーズ』の羽宮一虎役や『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』の神代類役など数々の作品に出演し、近年は音楽活動も精力的に行っている土岐さんに「7つの偏愛」を伺いました。
声優としての必需品から、先輩声優からもらった世界に1つだけの宝物まで、「7つの偏愛」を通して、土岐さんの素顔に迫ります。仕事終わりの声優仲間が集まって熱中している遊びとは──?
目次
アニメは「没頭できる行き先の1つ」。
──まずは土岐さんが、大好きなアニメにハマったきっかけを教えてください。
子どものころからアニメが本当に好きでした。うちの家庭は「ゲームはダメ」という考えで、全然買ってもらえなかったんです。その代わり、テレビは自由に見ていい方針だったので、夕方から夜8時くらいまで、ずっとアニメを見ていました。
今でも「当時のゲーム、めっちゃおもしろかったよね」なんて話になるとついていけません。でも、昔のアニメの話なら、年上の先輩とも盛り上がれる! 親には「この子、アニメしか見ないけれど大丈夫かしら」って心配されていたけれど、見ていてよかったなと思います。
──声優としてご活躍されている今、アニメの魅力をどう感じていますか?
うーん。これは、たぶん小さいころに絵本が好きだった感覚に近いと思うんです。
絵本って、その世界に没頭できますよね。自分が赤ずきんになったような気分になれる。そんな風に、僕は物語の中に自分の意識がすっと入っていく感覚が好きなんです。僕にとってアニメは、昔から変わらず「没頭できる行き先の1つ」なんだと思います。
僕が出演している作品にも、そうやって夢中になってくれる人がいたらうれしいですね。

──新しい作品に向き合うとき、どんな準備をしていますか?
一番大事にしているのは、作品を読み込むことですね。台本はもちろん、原作があればそれも読む。自分が演じるキャラクターの解像度を上げていくことを大切にしています。
でも、あえて読まないこともあります。先の展開を知らないほうがよいと感じたら、そこまでしか読まないとか。
以前、先輩に「声優は、予習と復習の仕事だ」って言われたことがあったんです。収録の前に台本を読み込んで、終わったあとには振り返って「今日はこうだったな」「あそこはもう少しこうできたかな」と考えて次に生かす。
このルーティンを続けるのが、すごく大事だと思います。もちろん、常に気を張っていたら疲れちゃうから、気を抜くところはちゃんと抜く。ずっと意識高く生きてはいないです(笑)。

土岐隼一の「7つの偏愛」。
(1)いつも持ち歩いている必需品。
──普段から手放せないアイテムを教えてください。
「iPhone」ですね。この仕事をする上でめちゃくちゃ大事なツールです。作品の原作を読むのも、SNSやニュースを見て情報を集めるのも、iPhoneがあればどこでもできますから。
それにコミュニケーションツールとしても必須です。声優仲間で「今度ご飯行きましょう」とか「次の仕事で一緒になるからよろしく~」とか、けっこう連絡を取り合ったりもするんですよ。そういうのも全部、iPhoneがないとできないですから。

──声優さん同士仲がいいんですね! ちなみにiPhoneにケースは付けない派なんですか?
そうなんです。アイデンティティーカラーは「青」に決めていて、衣装やiPhoneも青色を選んでいます。だから青色がわかるようにiPhoneのケースは付けずに使っているんです。
「土岐隼一といえば青色」というイメージが定着したので、青色に関連する役柄をいただけることもありました!
(2)最近買ったお気に入りアイテム。
──最近手に入れたお気に入りのアイテムを教えてください。
「ギターのエフェクター」です。もうすぐライブがあって、ギターを弾く予定なんです。
これまではギターの先生から借りたものを使っていたのですが、たまたま昨日楽器屋さんに寄ったら、めちゃくちゃかわいいエフェクターを見つけて、衝動買いしちゃいました。ライブ前になると何かしら買い物をして気持ちを高めるんですが、今回はこれでした!

(3)今、熱中しているもの。
土岐さんが声優仲間と夜な夜な熱い戦いを繰り広げている「あのゲーム」とは?