\日帰りバスツアーレポ/千葉県君津市ウェルビーイングツーリズムの旅に行ってみた♪
※本記事に記載しているサービスは、クラブツーリズム株式会社提供です。
最近よく耳にするwell-being(ウェルビーイング)。
“身体的・精神的・社会的に満たされた状態”を指す言葉だそうですが、私たちはどのようなときにそれを感じるのでしょうか?
今回、クラブツーリズムと第一生命がタイアップし、“旅でみつける新しい自分”をテーマにしたツアーを企画しているということで、2022年11月26日(土)に行われた『ウェルビーイングツーリズム君津』の日帰りバスツアーの旅に参加してきました!
ウェルビーイングツーリズムとは、身体・こころの健康増進、文化継承、環境保全など、ウェルビーイングに寄与するプログラムを、旅を通して提供するものです。
今回の旅が、ウェルビーイングツーリズム第一弾の企画ということで、どんな体験ができるのかワクワクしながら当日を迎えました♪
■7:00 新宿駅 / 7:50上野駅出発
バスツアーの朝は早いですね!
集合場所に辿り着けるか不安でしたが、添乗員さんが目印を持って立っているので迷わず向かうことができました。
■9:00~11:00 はちみつ工房
途中海ほたるPAで挟みながら、最初のスポットに到着♪
ちょうど天気が崩れ始めましたが、見学はすべて屋内のため、雨に濡れる心配はありません。
ここでは「はちみつ王子」がはちみつやミツバチについて分かりやすく教えてくれます。
窓越しではありますが、今にもハチが飛んできそうなくらい臨場感たっぷりでした!
そして、楽しみにしていた蜜蝋キャンドル作り。
蜜蝋をぎゅっと握って形を整えるだけなので、小さいお子さんも簡単に作れそう♪
見学の最後に、採れたての巣からはちみつ絞り体験!
そして…見学後は、はちみつミニソフトカップのサービス券のプレゼントが!
はちみつ本来の甘味が感じられる上品なお味のソフトクリームでした♪
ソフトクリームで小腹を見たしたところで、お土産散策へ。
美味しそうなお菓子もたくさんありましたが、私が惹かれたのは、ミード!
ミードとは、はちみつで造ったお酒のこと。
試飲もできるので、自分の好みに合ったお酒をチョイスできます。
私は微発泡のスッキリとした味わいが人気な「クラフトミード」をお土産に♪
今回はちみつ工房を訪れたことで、自然にできた産物を余すことなく、工夫次第で生活を豊かにできると身をもって感じられました。
■ 11:30~13:00 かん七「はかりめ丼」
昼食は、房総半島名物「はかりめ丼」が人気のかん七さんへ。
「はかりめ」とは「穴子」のことなのですが、穴子の細長い体に規則正しく白い点々模様が棒はかりの目のようであったことから、富津の市場用語で「はかりめ」と呼ばれるようになったそうです。
甘辛い秘伝のたれが、ふっくらとした「はかりめ」に染み込んで、とても美味しかったです♪
■13:40 養老渓谷
車窓から美しい紅葉を眺めながら、養老渓谷へ。
ガイドさんの案内のもと、パワースポットと謳われる滝めぐりをする予定だったのですが…突然の豪雨。
川の氾濫に気を付けながら安全なコースを巡ることに。
あいにくの天気ではありましたが、映えスポットとして有名な“2階建てトンネル”の向山トンネルは、雨も相まって幻想的な雰囲気でした…。
待合室には足湯や、焼芋が売られているお店があったので、そこで冷えた身体をあたためながら…
バスに戻る頃にはすっかり雨が上がり、色彩豊かな紅葉を写真におさめることができました♪
■15:00 猟師工房
ついにツアー最後のスポットであり、私が最も楽しみにしていたジビエ文化を学べる猟師工房に到着!
工房の中には、イノシシやシカ、キョン、アライグマといった獣たちのはく製や毛皮、骨、食品が販売されています。
毛皮にはぎょっとしてしまいましたが、触ってみると柔らかくて気持ちいい…。
ここでは猟師さんから狩猟文化をお話から学んだり、フィールドワークで実際の罠や獣の足跡を見学することができます。
関東一のジビエ生産県は千葉県、中でも君津市は最もその取り組みに注力しているそうです。年間約2,000頭が食肉として加工されていますが、まだまだ多くの命が駆除され、捨てられています。
一頭でも多く食べたり、二次利用して供養したいという猟師さんの思いが、熱く伝わってきました…。
最後に実際にイノシシとシカのお肉を試食。
ジビエはクセがあると思っていたのですが、臭みもなく、食感も柔らかく、とても美味しくいただくことができました!
近年の人間の生活環境の変化により、「害獣」と呼ばれる動物たちはどんどん増えています。
捨てられる命を生み出さないためにも、私たち一人一人が自然との共生について意識することが大切ですね。
■18:30 新宿駅到着
<旅の終わりに…>
今まで行ったことのないスポットばかりで、日帰りでありながら満足感たっぷりのツアーでした♪
たくさん歩いたはずなのに、心地よい疲れを感じられたのは、日常では接することができない景色や地元の方々に出会えたからのように感じます。
参加している方たちとも世代を超えて交流することができ、普段の旅行では得られない充足感を得られることができました。
私にとってのwell-beingは、新たな人や場所との出会いから生まれるのかもしれません。
この旅を通じて、新たな自分を見つけられたような気がします。
第3弾も絶賛企画中!詳細は追ってご案内予定です。
<筆者>
金融機関で働く、旅とお酒が好きな30代女子。
コロナ感染拡大に伴いリモートワークの浸透等により、こころの健康・人とのつながりの大切さを実感。
日々、自分にとってのwell-beingを模索中。