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新社会人に「未来とお金」アンケート! 前田旺志郎さん、山之内すずさんの回答は?

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#お金
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※ 記事中で言及している保険に関して、当社では取り扱いのない商品もあります。
※ 文章表現の都合上、生命保険を「保険」と記載している部分があります。

この春、新成人や新社会人となった世代は、幼い頃からデジタル機器やインターネットに触れて育ってきたデジタルネイティブといわれています。ネットやSNSを通じて国内外のニュースに接し、さまざまな人とつながる日常を送ってきた彼らは、どんな夢や価値観を抱いているのでしょうか。

そこで、社会人1年目の男女各50人、計100人にアンケートを実施。さらに、新社会人と同世代の俳優・前田旺志郎さんとタレント・山之内すずさんにも、特別に同じアンケートにご協力いただきました。現代の若者のお金や備えへの意識、10年後の夢などについてのリアルな未来像に迫ります。

調査会社/株式会社クロス・マーケティング
調査期間/2023年1月6日~2023年1月9日
調査方法/インターネット
回答者/100名

目次

新社会人の「お金」についての意識。

まずは、新社会人の「お金」についての意識を、3つの質問から探ってみました。

お金への不安は真っ二つに分かれる結果に。

―Q1. 今、お金への不安がありますか?

お金への不安グラフ:はい46%、いいえ54%

「今、お金への不安がある」と答えた人の主な理由
・収入が少ない・実質賃金が下がっている…11人
・物価高・経済は横ばいなのに物価が上昇している…6人
・お金がない・足りない…6人
・将来、多くのお金が必要そうだがどれくらい貯金があればいいかわからない…6人
・仕事が不安定(フリーランス、求職中など)…3人

現在、お金への不安があるかを尋ねたところ、「はい」が46%と、半数弱がお金への不安を抱えているという結果に。不安を感じる理由は「収入が少ない・実質賃金が下がっている」と答えた人が11人ともっとも多く、次いで「物価高」「お金がない」「将来、お金が必要そうだがどれくらい貯金があればいいかわからない」(各6人)と続きました。

不安の理由には、物価の上昇が続く最近の世情を反映するような声が多く見られました。こうした不安定な状況下で、新社会人は先行きの見えづらさにも不安を感じているといえるかもしれません。

【前田旺志郎さんの回答】

「今、目の前に不安があるわけではないですが、将来は怖いです。会社員ではないので、仕事がなくなったら収入がなくなりますし、俳優業は人から求められて初めて仕事が発生する職業なので、常に不安は抱えています」

【山之内すずさんの回答】

「将来、子どもが2、3人ほしいと思っているんですけど、今の仕事は収入が一定ではないですし、不安定でもあるので、私の収入で全員を大学に行かせてあげられるかなとか、やりたいことを全部やらせてあげられるのかなと思うと少し不安になります」

お金をかけているのは「生活費」「貯金・投資」。

―Q2. 今、もっともお金を使っていることは何ですか?

今もっともお金を使っていることグラフ:生活費30%、貯金・投資20%

今、もっともお金を使っていることについては、「生活費」(30%)、「貯金・投資」(20%)、「趣味」(17%)が上位を占めました。一方で、「わからない」と答えた人が13%と、約1割はお金の流れをあまり把握していない様子もうかがえます。

ちなみに、日本銀行が活動を支援している金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査2022年[単身世帯調査]」によると、20代の単身世帯が年間手取り収入のうち貯蓄にあてる割合は平均16%(※1)だそう。貯金や投資にまわす金額を考える際の参考にしてみるのもよいかもしれませんね。

※1 金融資産保有世帯による、年間手取り収入(臨時収入を含む)からの貯蓄割合。

【前田旺志郎さんの回答】

「うーん、最近は何にもお金を使ってないんですよね……。ときどきごはんを食べには行きますが高級料理というわけでもないので、あえて言うなら生活費。母親と一緒に住んでいるので毎月、家に生活費を入れています」

【山之内すずさんの回答】

「最近、やっと自分のことにお金を使えるようになってきて、今はダイエット関連のアイテムやマッサージなどにいちばん使っています。あとは、本棚やソファなど家具をたくさん買いました! 家で安らげて、帰ったら幸せを感じられるようにしたいと思ったので」

お金をかけてやりたいことの第1位は「旅行」。

―Q3. お金をかけてでもやりたいと思っていることをすべて選んでください。

お金をかけてでもやりたいことグラフ
※「その他、特にない」の回答を除く。

お金をかけてでもやりたいことは「旅行」(35%)がトップに。次いで「買い物」(32%)、「老後への備え」(19%)と続き、新社会人の約2割は老後への対策をしたいと考えていることが見受けられます。

コロナ禍と学生時代が重なった新社会人は、修学旅行や卒業旅行に行けなかった人も多いのでは。「旅行」が第1位にくることからも、自由に出かけたいという思いはひとしおかもしれません。

【前田旺志郎さんの回答】

「旅行と買い物です。旅行はどこでもいいので、友人とどこかに行きたいです。できれば海外。この春に大学を卒業するので、卒業旅行で海外とか……実現できるといいなあ」

【山之内すずさんの回答】

「習い事も旅行も買い物も老後の備えも、ここに書いてあることはほぼすべてやりたいです! サブスクはすでにめっちゃやってますし(笑)。投資は……ちょっとまだ自分には難しい気がするので後回しかな」

新社会人の「お金への意識」イラスト

新社会人が今もっともお金を使っていることは「生活費」や「貯金・投資」。回答から見えてくるのは、生活の基盤を整えることや、貯金を優先して自身の収入を回しているという新社会人の現状といえるかもしれません。そうしたなかでも、お金を使ってでもやりたいことで「旅行」や「買い物」と答える人が多いことから、生活を豊かにすることへの自己投資はいとわないことがうかがえます。

新社会人が描く「これからの未来」とは。

続いて、働くうえで大事にしたいことや夢といった「これからの未来」について、新社会人のリアルな声をご紹介していきます。

仕事で大事にしたいことは「お金」より「休み」。

―Q4. 仕事をするうえで、もっとも大事にしたいことは?

仕事をするうえでもっとも大事にしたいことグラフ

仕事をするうえでもっとも大事にしたいことについては、「きちんと休みが取れる」(39%)がもっとも多く、約4割を占めています。次いで「給料の高さ」(15%)と「定時・無理のないノルマを終えたら帰れる」(14%)がほぼ同じ割合で、「やり甲斐がもてる」(11%)が続いています。

「きちんと休みが取れる」と「定時・無理のないノルマを終えたら帰れる」を合わせると、53%と半数以上に。休みや自分の時間を大切にしたいという新社会人の考えが垣間見えるようです。

【前田旺志郎さんの回答】

「やり甲斐があることです。現時点でいちばん楽しいと思えることを仕事にしているので、ワクワクすること、もっと深めたいと思えることが大切だと思いますし、自分自身もそういう向上心をもって仕事にのぞみたいです」

【山之内すずさんの回答】

「きちんと休みが取れることがいちばん大切かな。やり甲斐も大事ですが、私は仕事に没頭しすぎると失敗が増えるタイプなので、休みが取れないと仕事も楽しくなくなってしまいそうです。仕事はとても大切で、今も楽しくさせていただいてますが、人生のすべてではないので、自分のことを大事にする時間も持ちたいです」

10年後の夢は「仕事」「家庭」など十人十色。

―Q5. 10年後の夢・目標は?

突出して多かった答えはなく、バラエティに富んだ意見が見られたので、多かった内容ごとにまとめてみました。以下、リアルな声の一部とともにご紹介します。

●仕事の充実・スキルアップ…14人
・スポーツ業界で活躍したい(男性・22歳、三重県)
・認定歯科衛生士として働いている(女性・23歳、熊本県)
・独立してマイクロ法人の設立(男性・18歳、北海道)
・正社員になる(男性・22歳、徳島県)
・有名イラストレーター(男性・21歳、沖縄県)

●家族を持つ…11人
・結婚し、第2子誕生(男性・22歳、大阪府)
・結婚、妊娠(女性・22歳、東京都)

金銭面のゆとり、収入アップ…11人
・お金持ちになる(男性・22歳、福岡県)
・年収1,000万円(女性・23歳、群馬県)
・稼ぐ(男性・23歳、埼玉県)
・貯金600万円(女性・23歳、新潟県)

生活の充実…10人
・楽しく過ごす(女性・23歳、愛知県)
・自由に生きる!!!(女性・23歳、栃木県)
・好きなことをして過ごす(男性・23歳、静岡県)

仕事と家庭の両立…6人
・結婚して子どもを産み、手に職をつける(女性・23歳、東京都)
・家庭をもって働く(女性・23歳、愛知県)

健康…5人
・健康で安定した生活、当たり前の幸せを感じられる暮らし(女性・23歳、宮崎県)

早期リタイア/現状維持…各3人
・FIRE(男性・23歳、神奈川県)
・現状を維持すること(男性・23歳、大阪府)

マイホーム…2人
・家を買って両親と一緒に住む(男性・19歳、鹿児島県)

その他…各1人
・自立した大人になっていたい(女性・22歳、東京都)
・欲しい車を購入する(男性・20歳、千葉県)
・推しに確定ファンサをもらう(女性・19歳、新潟県)

●特にない・わからない…23人

10年後の夢・目標について、もっとも多かったのは「仕事の充実・スキルアップ」(14人)という声。正社員や資格取得、独立など、それぞれが自身が望む働き方を目指していることがうかがえそうです。次に多かったのは、「家族を持つ」と「金銭面のゆとり、収入アップ」(各11人)。「家族を持つこと」の11人の内訳は、男性5人、女性6人で、性別を問わず、家族への憧れがあるといえそうです。

「金銭面のゆとり、収入アップ」の内訳も、男性6人、女性5人とほぼ半数ずつでしたが、男性では「お金持ち」「稼ぐ」という回答が多かったのに対し、女性は「年収1,000万円」「貯金600万円」など具体的な金額を答えた人が多く見られました。

次いで、「生活の充実」(10人)、「仕事と家庭の両立」(6人)、「健康」(5人)という結果に。ちなみに、「仕事と家庭の両立」と答えた6人中、5人が女性でした。そのほか、さまざまな夢・目標が見られましたが、実は「特にない・わからない」(23人)と回答した人も多く、2割強を占めました。

【前田旺志郎さんの回答】

「日本アカデミー賞を受賞したいです!」

前田旺志郎さんの夢の続きはこちらから

俳優・前田旺志郎さん。凹んだらヒトカラで「よっしゃ、忘れよう!」 

【山之内すずさんの回答】

「今よりかわいく歳を重ねていたいです。あと……やはり家族がほしいです!」

山之内すずさんの夢の続きはこちらから

山之内すずさんが「なりたくない自分」と、夢を叶える ためにしてきた3つのこと。

新社会人が「これからの未来」について思うことイラスト

仕事をするうえで「きちんと休みが取れること」をもっとも大事にしながらも、10年後の夢・目標は「仕事のスキルアップや充実」を図りたい人が多いという結果に。そこから見えてくる新社会人が希望する「これからの未来」とは、仕事かプライベートかという二者択一の生活ではなく、「仕事もプライベートも」というバランスの取れた生き方といえそうです。

「未来」を叶えるためのお金や健康への備え。

では、「これからの未来」を叶えるための土台となるお金や健康について、新社会人はどこまで備えているのでしょうか。

5割が「もしも」や「万が一」に備えている。

―Q6. ケガや病気といった「もしも」や「万が一」に備えている?

「もしも」や「万が一」へ備えているかのグラフ

ケガや病気といった「もしも」や「万が一」への備えについて、自分もしくは親(家族)が「備えている」と答えたのは51%、約半数にのぼりました。そのうち、「自分でしている(備えている)」(31%)人のほうが、「自分はしていないが親(家族)がしている(備えている)」(20%)より若干多くなっています。一方で「わからない・考えたことがない」(41%)は約4割でした。

【前田旺志郎さんの回答】

「これは……わからないですね。僕自身では保険に加入していませんが、親が加入してくれているかもしれません。そもそも、体が丈夫だし、これまで大きなケガや病気もしてこなかったので、あまり深く考えたことがなかったんですけど、こうしてあらためて聞かれると『あれ、大丈夫かな?』という気になってきました」

【山之内すずさんの回答】

「私も親も特に準備していないです。普段から小さいケガをよくするので『これで大きなケガを回避しているに違いない』と勝手に信じ込んでいます。何の根拠もないんですけど(笑)。ただ、備えていないとはいっても、大きな病気やケガにつながらないよう、日々の健康キープにはお金や手間をかけるようにしています」

備えておきたいことは「貯金」「保険への加入」。

―Q7. もしものときの備えとしてやっておきたいことをすべて選んでください。

もしものときに備えてやっておきたいことグラフ

もしものときの備えとしてやっておきたいことの第1位は「貯金」(59%)。全体の約6割と、他の回答に比べてダントツで多く、山之内すずさんと前田旺志郎さんも「貯金」と回答してくれました。第2位は「保険への加入」(31%)、次に「投資」(24%)、「親(家族)との話し合い」(16%)、「ハザードマップの確認」(8%)と続いています。

非常時や緊急時は何かと物入りになることも多いので、貯金や保険で備えておくと安心といえそうです。また、連絡するのもままならなくなる場合もあるため、どのようにして安否を伝えるか、元気な平常時に確認したり家族と話し合ったりしておくのもよいかもしれません。

【前田旺志郎さんの回答】
「貯金です!」

【山之内すずさんの回答】
「貯金とハザードマップの確認かな」

貯金額は5割が把握。「保険はわからない」7割。

―Q8. 自分の貯金や保険についてどこまで知っている?

自分の貯金や保険についてどこまで知っているかグラフ

自分の貯金や保険については、「貯金の額は知っているが保険の内容は知らない」(33%)、「貯金の額と保険の内容ともに把握している」(23%)、「貯金の額はわからないが保険の内容は知っている」(7%)という結果になりました。貯金の額を把握しているのは56%と全体の約5割、保険の内容を把握しているのは30%と約3割でした。つまり、全体の7割は「保険の内容はわからない」ということに。

【前田旺志郎さんの回答】

「貯金の額は知っていますが、保険の内容はまったくわかりません……。家族や友人とも保険の話はしたことがないですが、これから友人たちが新社会人になるので、これからは相談したりされたりすることが出てくるかもしれませんね」

【山之内すずさんの回答】

「貯金の額はわかりますが、保険の内容までは……言われてみるとわからないですね。そもそも保険の種類もよくわかっていないかも? これから学んでいきたいです」

新社会人の健康やお金についての備えイラスト

10代後半~20代前半の新社会人では、大きな病気やケガを経験している人は少ないかもしれません。自分で、もしくは親(家族)のサポートを受けて「もしも」や「万が一」に備えている人は約5割でしたが、これから年齢を重ねたり社会経験を積んだりすることで、残りの半数も「もしも」や「万が一」への備えを本格的に検討するのかもしれません。

備えとしてやっておきたいことは、「貯金」や「保険への加入」という答えが多く見られました。その一方で、自身の貯蓄額を把握している人は約5割、保険の内容を把握している人は約3割でした。夢や目標を叶える土台となる健康やお金。備えていれば、夢へのチャレンジを後押ししてくれるかもしれません。

文/知井恵理 イラスト/あなんよーこ

※ この記事は、ミラシル編集部がアンケート調査の結果をもとに制作したものです。
※ 回答者の意見や感想は個人の経験に基づく情報も含まれます。
※ 掲載している情報は、記事公開時点での商品・法令・税制等に基づいて作成したものであり、将来、商品内容や法令、税制等が変更される可能性があります。
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(登)C22N0291(2023.3.13)
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